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2012年 北海道ツーリング 5日目(稚内~利尻島~礼文島編) [北海道ツーリング]

こんにちは、「北海道大好き人間」です。

今日は、北海道ツーリング5日目の後半について書きます。
この日は、稚内から利尻島に渡り、利尻島を一周してから今度は礼文島に行きました。
稚内港から乗ったフェリーは、ハートランドフェリー(リンク)の「フィルイーズ宗谷」です。

ピントが甘いですが、フィルイーズ宗谷から見た稚内港北防波堤ドームです。

稚内港を出港直後に稚内市街を撮影しました。

ほどなくして、ノシャップ岬の東沖を通ります。そこから、岬にある灯台と利尻富士(利尻島)を撮影しました。

いよいよ、利尻島に接岸します。見た目以上に利尻富士が大きく見えます。

利尻島の鴛泊(おしどまり)港に到着し、車両の乗船口が開く様子です。

鴛泊フェリーターミナル(改築中で仮設の建物でしたので撮影していません)から時計回りに利尻島を一周しました。一周し始めてすぐ、愛車の走行距離メーターが12345kmになりました。

ちょうどこの地点には灯台(野塚岬)があります。

そこから先へ進みますと、オタドマリ沼に行き着きます。そこで利尻富士をバックに愛車を撮影しました。

さらに先へ進み、利尻島をおよそ半周したところで脇道にはずれますと、「仙法志御崎(せんほうしみさき)公園」にたどり着きます。だいたい、利尻島の南端になります。

仙法志御崎公園の全景です。

上の写真で四角く囲まれているところにはアザラシが飼育されています。ツーリングマップルにもそのことが記載されているので、足を運びました。

下の写真では、観光客が餌をあげているところです。

ここから利尻島の西半分を走って元の鴛泊フェリーターミナルに戻り、さらにそこから反時計回りに1/4周(つまり、今さっき走ってきたばかりの道路を戻る)して、礼文島行きのフェリーが出航する沓形(くつがた)港フェリーターミナルに行きました。

礼文島へ行くフェリーから見た沓形港フェリーターミナルの様子です。ここと礼文島を結ぶ便は、5月~9月の5ヶ月間しか運航されません(鴛泊フェリーターミナルの便は通年運航されています)。

防波堤の向こうには、礼文島がハッキリと見えます。

2時間くらいしか滞在しなかった利尻島です。

この日の目的地である礼文島に上陸しました。今の今まで乗っていたフェリーと利尻富士と愛車を一緒に撮影しました。

ここには、作者不明の彫刻「豊漁」があります。


ここから、礼文島の東側だけしか走っていない(西側は急峻な崖が続いています)北海道道40号線礼文島線を北上しますと、「礼文島へ行くのであれば絶対に見ておきたい」と思っていた「金環日食観測記念碑」が、履道を抜けた場所にひっそりと立っています。

この記念碑の碑文です。

この金環日食、南北に20km程しかない礼文島でも僅か数百mの範囲でしか中心食が観測されず、それも僅か2秒という、きわどいものでした。
詳しくは、代表的なリンクを貼っておきますので、そちらを御覧下さい。
この金環日食が属するサロス№137の概要(「黒い太陽にロマンを求めて」より)
http://eclipse.star.gs/dic/137.htm

昭和23年5月9日の礼文島・金環日食観測資料
http://www.nayoro-star.jp/teninfo/kihara.html#01

この日と翌日泊まったのは、礼文島の北端に近いとほ宿「星観荘」です。
その外観です。
星観荘のHP
http://homepage1.nifty.com/seikanso/main/p030000.htm

「星観荘」に到着した時点での走行距離メーターです。

「星観荘」の客室内の様子です。この客室では、作り付けの二段ベッドが左右に2組ずつ、合計8名が泊まれます。女性用に同じ部屋がもう1部屋あり、これらとは別に和室と洋室の個室もあります。
ここに到着後、すぐに衣類の洗濯をしました。HPには、コインランドリーがあって、洗剤の使用料を納める旨書かれています。私の場合、自宅で宿泊客に販売するための小袋が置いてあるのでそれを持っていき、宿のスタッフにそれを使う旨伝えたので、支払う必要はありませんでした(ランドリーのタイマーを作動させるためのお金は必要です)。

この日の夕食です。

さらには、献立(お品書き)も食堂「ブラックホール」に貼り出され、マスターからの説明もあります。

さらには、オプションで、ウニ丼も追加できます(私が頼んだのは大盛りで1000円)。
このウニ、高級品と言われる「エゾバフンウニ」でして、礼文島には殻から剥く加工場があります(利尻島にもあります)。しかも、一般に売られている物と違って、「みょうばん処理」をしていませんので、渋みがなく、剥きたてそのままの味が楽しめます。

夕食の後、20:30からミーティング(礼文島のトレッキングコースについての説明や各自の明日の予定を聞く)があり、それが23:00迄続きました。
因みにマスターは、GWから9月末頃までのおよそ150日間、毎日同じトレッキングコースの説明をするそうです(同じお客さんが全て連泊する訳ではないので)。

この日、私は生まれて初めて「離島」に上陸しました。
ここでいう「離島」の定義ですが、「『本土』から自家用の交通手段のみでは自由に往復できない島」です。
「本土」とは、「気象庁で『台風が上陸した』と表記される、北海道・本州・四国・九州及び前記の4島から『自家用の交通手段のみで自由に往復できる島』です。
「本土」の一例を挙げますと、湘南海岸の江ノ島や和歌山県の紀伊大島、兵庫県の淡路島等です(埋め立てによる人工島のセントレアや神戸のポートアイランドも等も含みます)。
逆に、瀬戸内海にある広島県の宮島等は、いくら本土に近くても「離島」になりますし、沖縄は沖縄本島も含めて全域が離島です。
厳密に言えば、北海道と本州、さらに九州と四国の間も、自家用の交通手段で自由に往復できませんが、ここでは気象庁の定義を適用します(台風の場合、沖縄本島は「上陸」ではなく「通過」です)。

ここまで書いて、全体の1/3くらいです。既に画像は200枚に近付きつつありますが、何とかして年内に片付けてしまいたいです。


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ナツパパ

利尻礼文の島には行ったことがありません。
こういう感じなのですね。
素晴らしいところだなあ、わたしも行って見たいです。
それにしても、このウニ丼で1000円ですか。
うーん、これは良いなあ。
by ナツパパ (2012-12-13 20:44) 

アルマ

私もこのウニ丼に惹かれますね!
しかもエゾバフンウニとはなかなか食べられないですからね(^O^)/
ウチの県では行ける離島が3つありますが、2つは弘法巡りの人が大半を占めてます(^^ゞ
もうひとつに行ってみたいんですがなかなか・・・(^_^;)
by アルマ (2012-12-13 21:09) 

北海道大好き人間

>くまらさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2012-12-13 23:03) 

北海道大好き人間

>ナツパパさん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

利尻島は、文字通りの「かけ足」でしたのですが、時間に余裕があれば一泊したいところです。

礼文島は、明日更新予定のトレッキングの記事を御覧頂ければと思います。
ウニ丼、ウニが好きな人にとってこれ以上のものはないと思います。

by 北海道大好き人間 (2012-12-13 23:08) 

北海道大好き人間

>アルマさん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

私も、みょうばんが利いた渋いウニしか食べたことがないので、これを食べてしまったら、こっちで食べたくなくなりそうです。
このウニは、形が崩れて出荷に向かない「規格外」みたいですが、それでも、ウニ本来の甘さが口いっぱいに広がります。

by 北海道大好き人間 (2012-12-13 23:12) 

北海道大好き人間

>ビタースイートさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2012-12-13 23:12) 

あゆさこ

愛車の走行距離、12345㎞、見逃さなかったですね!(^▽^)

礼文島には、行ってみたいですねぇ。
花の時期には、花々が咲き乱れているとか。

ウニ丼、うらやまし~!食べたいです~!
by あゆさこ (2012-12-14 00:02) 

北海道大好き人間

>あゆさこさん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

稚内港を出港する時に、利尻島に上陸して間もなくこの数字になることは分かっていましたので、メーターを見ながら運転しました。

礼文島、GW明けから7月上旬くらいまでは、全国からツアー客がやってくるそうですので、こういうとほ宿でも満館になる場合もあります。ツアーに参加するのが一番確実かも知れません。花の様子は、(日付が変わっていますので)今日の記事でたっぷりと紹介する予定です(既にロゴ入れ作業は終了しています)。

ウニ丼、好きな人にはたまらないと思います。
このウニ丼、絶対に道外では味わえないと思います。道内であれば、生きているウニを取り扱っているお店もありますので、そこで食べられることもありますが、驚く程高い場合が多いみたいです。

by 北海道大好き人間 (2012-12-14 00:11) 

旅爺さん

礼文島も利尻島にも行きましたが、バイクは小回りが利いて色々楽しめたでしょう。
by 旅爺さん (2012-12-14 13:52) 

北海道大好き人間

>yuuri37 さん
初めまして、nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2012-12-14 14:17) 

北海道大好き人間

>ゆきぽんさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2012-12-14 14:17) 

北海道大好き人間

>CROSTONさん
初めまして、nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2012-12-14 14:19) 

北海道大好き人間

>旅爺さん さん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

このツーリングで乗った愛車よりも、普段乗り回すもう1台の愛車であれば、もっとあちこち回れた気もします。
それを実感したのが、最終日の札幌市内です。

by 北海道大好き人間 (2012-12-14 14:32) 

johncomeback

30年以上前、大学生の時に行きました。お金が無くてうに丼食べられませんでした。リベンジに行きたいなあ。
by johncomeback (2012-12-14 17:09) 

北海道大好き人間

>johncomeback さん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

是非ともリベンジを果たして下さい。期待を裏切らないと思います。

by 北海道大好き人間 (2012-12-14 20:24) 

北海道大好き人間

>でんさん さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2012-12-15 15:21) 

モッズパンツ

確か、白い恋人のパッケージの絵は利尻富士とオタトマリ沼なんですよね。w (^ω^)b
礼文島の彫刻「豊漁」はターミネーターみたいでカコイイですね。w
(´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2012-12-15 21:58) 

北海道大好き人間

>モッズパンツさん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

石屋製菓のHPでパッケージを確認してみたところ、利尻富士については間違いないみたいです。オタトマリ沼については書いていなかったので、今度北海道へ行く機会があったらじっくりと見たいと思います。

「豊漁」は、昆布漁の様子を表しているのですが、全体が本物の昆布でできている様な感じにも見えます。

by 北海道大好き人間 (2012-12-15 22:37) 

北海道大好き人間

>ロスさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2012-12-30 22:52) 

PATA

離島は宮島しか行ったことがありません。
礼文島行きたいですね。
出来れば1週間くらいお休みをとって
北海道を回りたいです。(回りきれないかな)
うに丼美味しそうですね。
by PATA (2013-04-28 20:07) 

北海道大好き人間

>PATAさん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

離島と言いましても、短期間の滞在且つ新聞を読まない限り、実感しません。新聞は、早朝の便で島に届き、場所にもよりますが、お昼頃届くそうです。TVは、とほ宿には原則的に置かれていないので何処の放送局が写るのか迄分かりません(多分、全部写ると思いますが)。

礼文島は、先にコメントを頂いたトレッキングでも、北西の端っこです。できれば、南北に縦走したいです。

北海道を旅行(ツーリング)するには、何分にも本州とは比べものにならない程広いので、日程によってどこへ行くかある程度決めておく必要があります。
一度に全部回るには、最低でも半月くらい必要です。

このウニ丼は、北海道内でも加工工場から近い場所でないと味わえないと思います。函館駅前の朝市や札幌の二条市場でもどうかと言ったところです。ウニ本来の甘みが口の中にいっぱい広がります。

by 北海道大好き人間 (2013-04-28 21:58) 

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