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令和6年能登半島地震と羽田空港のJAL機事故について [その他]

今晩は「北海道大好き人間」です。
今日は、1日に発生した「令和6年能登半島地震(以下、特に断りのない限り『地震』と表記します)」と2日に発生したJALの新千歳空港発516便と海上保安庁の「みずなぎ1号」が滑走路上で接触した後に両機が炎上した「日本航空516便衝突炎上事故(Wikipediaの表記に基づきますが、以下『航空機事故』と表記し、航空会社名は『JAL』と表記します)」と、2日続けて日本列島を震撼させた2つの出来事について書きます。
本文に入る前に、地震と航空機事故で亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げると共に、被災された方々にはお見舞い申し上げます。

まずは地震から。前の記事でも書いていますが、私は喪中でしたので正月らしい雰囲気は最初からありませんでした。それでも、宿泊客は受け入れていまして、地震発生時には片付けと入れ替えの準備が終わり、自室で客待ちをしていました。
PCのモニターを見ていると、めまいを起こした様な感覚になり(元々貧血の症状があり、時々「立ちくらみ」を起こすことがあるのですが、長周期の横揺れだったことがその原因です)、「大晦日・元日とそれなりに忙しかったので急に疲れが出たのかな」と思っていました。すると親父が「結構な地震だぞ」と部屋に飛び込んできたので天井を見上げると、照明器具がゆっくりと揺れていました(それまで地震であることに気付かなかったのです)。
そこでラジオ(NHK第1)をつけたところ、女性アナウンサーが「今すぐ逃げてください!」・「東日本大震災を思い出してください!」と絶叫していたので「これはただ事ではないぞ」と思いました。
私の部屋のTVは、線が引かれて接続してあるのですが何故か写りませんのでネットニュースを見たところ、「能登半島で震度7 大津波警報発令」等と見出しが出ていました。即座に東日本大震災を思い出したのは言うまでもありません。
この影響で各局の正月番組は軒並み飛んでしまったわけですが、これが1日早い大晦日に発生していたらどうなっていたのか、それこそ分かりません。
翌2日と翌々日の3日には箱根駅伝が放送されていましたが、NHK第1では、往路は放送していたものの復路はFMでの放送でした(ラジオ第1は地震関連のニュースに変更)。おそらく、主催者(関東学生陸上競技連盟)も実施するかどうかギリギリまで悩んだと思います(2日に予定されていた皇居の一般参賀は,、地震の被災者に配慮する形で中止されました)。

次に翌2日の航空機事故について。私は、空いている時間には、日本テレビが設置しているライブカメラで撮影している第2ターミナルや事故が起こった16L/34RのC滑走路の映像を見ているのですが、いつも見ているライブカメラに事故発生の瞬間が写っていたのには驚きました(リアルタイムでは見ていませんが、その後何度か見ています)。
「みずなぎ1号」は、前日に発生した地震の救援物資を運ぶために新潟空港へ向かうところだったところですが(被災地にある能登空港は閉鎖)、何らかの連絡・確認ミスでJAL機と接触したみたいです。一方のJAL機(エアバスA350-941型機)は、年末年始を北海道で過ごしたUターン客を乗せてほぼ満席でしたが、機体が炎上していたにも関わらず「奇跡的に」乗客・乗員379名全員が脱出できました。この時、現場に近かったANAのグランドハンドリング(グラハン)の方々も救助に向かったとのことです(事故が起きたC滑走路はANAのターミナルに面していまして、まさに「目の前」で起きた事故ですから)。
この影響で羽田空港は21:30頃まで閉鎖され、羽田へ向かって出発予定だった便はすべて欠航、すでに出発していた便は引き返したり別の空港へ目的地を変更(ダイバート)したりと、Uターン客に重大な影響を与えました。
その後も機体の撤去や補修作業でC滑走路は8日の午前0:00まで閉鎖され、そのために各航空会社でも欠航が相次ぎ、年末年始に続けて成人の日の3連休もあったことから、乗客を捌けたのも今日までずれ込んだそうです。
私は年に何度か北海道へ行くのですが、北海道・東北方面へ向かう飛行機は殆どがこのC滑走路を使いますので、決して他人事には思えません(出発の時は冬場は34R・夏場は16Lが多く、到着の時も、主に冬場には34Rへ着陸します=夏場は05/23のD滑走路で23に着陸することが多いです)。また、航空機事故は地震と比べて発生頻度は極めて低いのですが、それでも何時何処で発生するか、被害の程度がどのくらいになるのか全く分かりません。実際、(航空機事故ではありませんが)私も、あと1日出発が遅かったら北海道から帰ってこられなくなったことがありますし、年末年始を含めた冬場に北海道や東北へ飛行機で往復するというのは「雪(吹雪)による欠航やダイバートのリスク」がつきまといます。

例年ですと、3日の「箱根駅伝 復路」のテレビ放送(直後の「続報!箱根駅伝」も含めます)を見終わると「ああ、正月ももう終わったなあ」という気分になりますが(年によっては4日が「仕事始め」になることも多いですから)、今年は喪中ということを差し引いても殆どお正月気分を味わえませんでした。
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