SSブログ

一足早く(?) 秋祭り [お祭り]

昨日、河口湖ハーブフェスティバルの記事を書いたかと思えば、今度は一気に秋から初冬へひとっ飛びします。
私は、2泊以上の旅行へ行くか親戚で義理でも出ない限り、毎日北口本宮冨士浅間神社へお参りに行っています。北海道へ行く時も、出発の日は日付が変わってすぐに、到着の日は荷物を家に置いてからお参りに行っています。
それ以外にもいくつかの神社へお参りに行くこともあります。今日の記事は、その神社の例大祭(といっても、御輿や山車が練り歩いたり出店が出る訳ではなく、至って質素なお祭りです)の様子を書きたいと思います。
まずは、9月29日に例大祭が行われる「根神社(ねのかみしゃ)」の様子です。
幟を立てたりテントを張ったりと、それなりに賑やかではあります。




 
本殿の造りは、さすがに凝っています。後年、この本殿を覆う様にして、雨風をしのぐための拝殿が建てられています。冨士浅間神社もそうですが、周りを木に囲まれているので、特に檜皮葺の屋根ですと、傷みが激しくなってしまうのです。
 


この神社の由来です。

────────────────────────────────────────────────────────
10月17日には、冨士浅間神社からさほど離れていない場所にある「諏訪内山神社(すわうちやまのかみしゃ)」の秋季例大祭が行われます。

ここの本殿と拝殿は、4年前に建て替えられたばかりです。

境内には土俵もあり、ちびっ子相撲大会も開かれます。でも最近の子供は、少年野球や少年サッカーチームに所属している子供はともかく、家の中でゲームばかりしている上に、子供の数そのものが減ってきていますので、私が小学校にいた頃とは全然雰囲気が違います。

この神社の由来です。

例大祭の前日には、目の前の道路沿いに御幣を吊した縄が張られ、塀(向こう側は墓地です)には行灯が飾られます。

その行灯の様子です。これ以外の行灯にも風刺的な絵が描かれていました。
 
2010年 吉田の火祭り&すすき祭り富士山御輿と一緒に祭典世話人が記念撮影をした場所から撮影しますと、こんな感じです。すすき祭り当日は、車が写っている場所に御輿が置かれて休憩します。

────────────────────────────────────────────────────────
10月21日、面白い光景を見ました。柏の枯葉が「空中で静止」していました。
本当は、柏の葉が散るのは、春先、新芽が出る直前なのですが(それ故、「子供が育つまで親が見守る」という「世代交代」の象徴として柏餅に用いられるのです)、何故かこんな時期に一枚だけ散っていました。何故こうなったのか、後で正解を書きます。

────────────────────────────────────────────────────────
11月になりますと、あちこちの商店会でもそうだと思いますが、ここでもえびす講が行われます。
この商店会では「富士恵毘寿講(祭)」と言います。
下の写真は、火祭りの会場になる本町通りに面している金鳥居市民公園でのイベント会場の様子です。模擬店が出たりビンゴゲーム大会が行われたりします。
 
この公園名を刻んだ石柱です。揮毫は当時の市長によるものですが、「市民公園」はともかく「金鳥居」は読みにくいと思います。

この会場には、御覧の様な恵毘寿像と大黒像が設置されます。

この恵毘寿大黒像は、冨士浅間神社本殿の真裏にある物を拡大・複製した物です。
「実物」の写真です。10月20日に行われた神事の時に撮影したのですが、ガラスに撮影者が映ってしまうので、苦労しました。

これらの像の由来です。お天気がよく、木の枝が影になっていますが、今年の秋にいい条件で撮影できたら画像を入れ替えたいです。

当日の神事の様子です。僅かに白く写っているのが神主さんの装束です。これも、いい画像が撮れたら入れ替えたいです。

────────────────────────────────────────────────────────
毎月17日には、母校から橋を渡ってすぐの場所にある「中宿山神社(なかじゅくやまのかみしゃ)」の拝殿が開けられます。私もこの日は、冨士浅間神社へお参りに行った帰り道にここへ参拝します。

本殿の様子です。こちらも拝殿が後から建てられました。

そして、4月17日は本殿の扉も開けられ、ご神体が姿を現します。去年は不在だったので、今年のこの日は狙っていました。

例大祭の様子です。気がつかなければ素通りしてしまいます。

この神社の由来です。恵毘寿講を除いて、今まで挙げた三社にも氏子総代とかがいますが、基本的には冨士浅間神社の祭典世話人がこれらの例大祭も執り行います(諏訪内山神社は上町、根神社と中宿山神社は中町。下町にはこういう神社はありません)。それ以外の地域の世話人も、ご祝儀を持って行きます。
なお、恵比須講では、神事以外は商店会の人が行います。祝詞は冨士浅間神社の宮司(または権禰宜)があげます。

普段は通過してしまう神社でも、古くから地元に住んでいる人にとっては大事な神様であることは間違いありません。
私も、この記事で挙げた三社には、冨士浅間神社へ初詣に行ったその足で諏訪内山神社(ここだけ氏子総代が詰めていますが、参拝する人は殆どいません)→根神社→中宿山神社の順にお参りします(といっても、冨士浅間神社がそれほど混んでいないここ2年程の話ですが)。
nice!(9)  コメント(8)  トラックバック(2) 
共通テーマ:地域

nice! 9

nice!の受付は締め切りました

コメント 8

コメントの受付は締め切りました
旅爺さん

たまには祭り見物も楽しいものですね。
当田舎ではそれらしい祭りは見た事が無いんです。
by 旅爺さん (2011-06-20 16:21) 

北海道大好き人間

>ビタースイートさん
>nyanco さん
>HAZUMI さん
>H.Kosuge さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-06-21 00:46) 

北海道大好き人間

>旅爺さん さん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

こういう質素なお祭りもあれば、何十万人もの人が集まるお祭りもあったりといろいろですが、それぞれに風情があると思います。

by 北海道大好き人間 (2011-06-21 00:48) 

モッズパンツ

神社のお祭りって、子供のころは何だかワクワクしましたよね。w (^ω^)b
先週、北海道神宮例祭がありました。いつか中島公園に多数出店される小屋や出店のにぎわいを見に来て下さいね。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2011-06-22 00:37) 

北海道大好き人間

>でんさん さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-06-22 19:25) 

北海道大好き人間

>モッズパンツさん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

北海道神宮のお祭り、私も行きたいです。
でも、15日の中間レジ締めにぶつかるので、それを何とか考えなければなりません。
行くとしたら、15日に帰る日程と16日の始発便で札幌へ行く日程の2回行く必要がありそうです。

by 北海道大好き人間 (2011-06-22 19:34) 

北海道大好き人間

>あんず-M さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-07-09 17:33) 

北海道大好き人間

>アルマさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2012-12-15 22:56) 

トラックバック 2