峠越えの道(若彦トンネル編) [道路・鉄道]
このブログを始めた頃、表題にあるシリーズで何本か記事を書きましたが、PCが故障中の昨年3月に新たに峠を越える道路が完成しました。その様子を書きます。
河口湖の北岸を進みますと、下の様な標識が出てきます。私は東から西に向かってバイクを走らせましたので、上の標識で右折しました。
右折した先を進みますと、民家も途絶えて山の中に入り、下の様なトンネルに入ります。
これが、今回の主題である若彦トンネルです。
トンネルの銘板です。このトンネルは、かなり前に着工したことはニュースで聞いていましたが、トンネル本体よりも、既設の県道とつなぐための取り付け道路の用地買収に時間がかかったのでは?と思います。
芦川側に抜けました。
写真には車が1台も写っていませんが、殆どの車は国道137号へ行ってしまいますので、このトンネルの存在すら知られていないと思います。実際、トンネルの中ですれ違った車もホントに数える程でした。
芦川側坑口の銘板ですが、富士河口湖側と全く同じですので、「味」がありません。
取り付け道路を通り、それまでにあった県道との合流地点まで来ました。写真をクリックするとPicasaへ飛び、そこにこの写真を撮影した場所が表示されると思いますが、文字通り「カーブの先端」で新しい道路と交差しています。
上の標識から、左折して国道358号方面へ少し進んだところで停車し、振り返る格好で標識を撮影しました。
同じ道の反対側、甲府市側からの標識はこうなっています。
ここからさらに進むと、右手に学校が見えてきます。
それが笛吹市立芦川小学校と旧芦川中学校です。その門柱です。
芦川小学校の校舎です。
同じ敷地に隣接する様に旧芦川中学校があります。
ところで、何故ここへ寄り道したのか…、その答えは次の写真にあります。
この芦川中学校、トンネルの開通と入れ替わる様に、平成21年度限り(平成22年3月限り)で統廃合されてしまったばかりなのです。生徒は別の中学校へ転校し、そこへはスクールバスで通っています。
体育館の外壁が反射していて見にくいですが、主のいなくなった職員室です。スチール製の机と椅子、黒板だけが残されていました。
ここは、前述の通り小中学校が併設されていましたが、そのため、昔の小学校ではおなじみの二宮尊徳の石像もあります。私の母校にも、この石像があります。
この学校、道路からは小高い場所にあるのですが、その校門には、何故か信号機があります。校門から左手に下ると県道に接続します。
ここからさらに進むと、国道358号と交差します。上2枚が精進湖側、下が甲府側から見た様子です。
ちょうどこの時期は、桃の花が満開でした。一方で、農家の人がせっせと花を間引きしていました。そうしないと、栄養が行き渡らなくなってしまう(実が大きくならない)のです。
桃の花の向こうに見える鉄塔群は、坊ヶ峰(ぼうがみね)の送信所で、甲府盆地のテレビ・ラジオ局の電波はここから発射されています。
甲府を東西に貫く国道20号に出ました。韮崎側から見た、若彦トンネルに通じる県道への案内標識です。
この交差点に架かる歩道橋には、下の様な横断幕も掲げられていました。
同じ国道で、大月方面から撮影した様子です。
国道から県道へ入り、しばらくしたところで、バイクのメーターが12,345kmになりました。
その場所からは、桃の花を手前に、御坂山塊の向こうに富士山がちょこっとだけ見えました。
国道から奥へ入りますと、決してのどかとは言えませんが、甲府盆地の「扇状地」と言われる地形を生かした果樹園(先程の桃や葡萄など)が広がります。そしてこんな標識が出てきます。
さらに山の方へ進みますと、こんな標識が出てきます。シートに覆われた標識の道路も、今現在は完成していると思います。
標識を右折してすぐに左折します。
下の写真は、若彦トンネルを抜けて盆地へ向かって下る時に見られる標識です。
さらにトンネル(山)に向かって進みますと、トンネルをくぐり抜けます。
新鳥坂トンネルと言いますが、旧道のトンネルには行っていません。
その銘板です。比較的新しいトンネルです。
若彦トンネル側の坑口です。
その脇には、このトンネルの完成を記念した石碑も建てられています。
ぐるりと一周してきて、元の道に戻ってきました。行きは、この道を上りの向こう側から下ってきて、向こう側へ抜けていったのです。
このトンネルが通った道は、鎌倉時代から御坂峠等と共に山越えの古道として知られていました。明治以降は廃れていましたが、災害発生時の迂回路として今回整備されました。
あと一本、峠を越えて行き来する道がありますが、それは機会があれば取材(撮影)に行きたいと思っています。が、ちょっと遠いので、何時になるかわかりません。
河口湖の北岸を進みますと、下の様な標識が出てきます。私は東から西に向かってバイクを走らせましたので、上の標識で右折しました。
右折した先を進みますと、民家も途絶えて山の中に入り、下の様なトンネルに入ります。
これが、今回の主題である若彦トンネルです。
トンネルの銘板です。このトンネルは、かなり前に着工したことはニュースで聞いていましたが、トンネル本体よりも、既設の県道とつなぐための取り付け道路の用地買収に時間がかかったのでは?と思います。
芦川側に抜けました。
写真には車が1台も写っていませんが、殆どの車は国道137号へ行ってしまいますので、このトンネルの存在すら知られていないと思います。実際、トンネルの中ですれ違った車もホントに数える程でした。
芦川側坑口の銘板ですが、富士河口湖側と全く同じですので、「味」がありません。
取り付け道路を通り、それまでにあった県道との合流地点まで来ました。写真をクリックするとPicasaへ飛び、そこにこの写真を撮影した場所が表示されると思いますが、文字通り「カーブの先端」で新しい道路と交差しています。
上の標識から、左折して国道358号方面へ少し進んだところで停車し、振り返る格好で標識を撮影しました。
同じ道の反対側、甲府市側からの標識はこうなっています。
ここからさらに進むと、右手に学校が見えてきます。
それが笛吹市立芦川小学校と旧芦川中学校です。その門柱です。
芦川小学校の校舎です。
同じ敷地に隣接する様に旧芦川中学校があります。
ところで、何故ここへ寄り道したのか…、その答えは次の写真にあります。
この芦川中学校、トンネルの開通と入れ替わる様に、平成21年度限り(平成22年3月限り)で統廃合されてしまったばかりなのです。生徒は別の中学校へ転校し、そこへはスクールバスで通っています。
体育館の外壁が反射していて見にくいですが、主のいなくなった職員室です。スチール製の机と椅子、黒板だけが残されていました。
ここは、前述の通り小中学校が併設されていましたが、そのため、昔の小学校ではおなじみの二宮尊徳の石像もあります。私の母校にも、この石像があります。
この学校、道路からは小高い場所にあるのですが、その校門には、何故か信号機があります。校門から左手に下ると県道に接続します。
ここからさらに進むと、国道358号と交差します。上2枚が精進湖側、下が甲府側から見た様子です。
ちょうどこの時期は、桃の花が満開でした。一方で、農家の人がせっせと花を間引きしていました。そうしないと、栄養が行き渡らなくなってしまう(実が大きくならない)のです。
桃の花の向こうに見える鉄塔群は、坊ヶ峰(ぼうがみね)の送信所で、甲府盆地のテレビ・ラジオ局の電波はここから発射されています。
甲府を東西に貫く国道20号に出ました。韮崎側から見た、若彦トンネルに通じる県道への案内標識です。
この交差点に架かる歩道橋には、下の様な横断幕も掲げられていました。
同じ国道で、大月方面から撮影した様子です。
国道から県道へ入り、しばらくしたところで、バイクのメーターが12,345kmになりました。
その場所からは、桃の花を手前に、御坂山塊の向こうに富士山がちょこっとだけ見えました。
国道から奥へ入りますと、決してのどかとは言えませんが、甲府盆地の「扇状地」と言われる地形を生かした果樹園(先程の桃や葡萄など)が広がります。そしてこんな標識が出てきます。
さらに山の方へ進みますと、こんな標識が出てきます。シートに覆われた標識の道路も、今現在は完成していると思います。
標識を右折してすぐに左折します。
下の写真は、若彦トンネルを抜けて盆地へ向かって下る時に見られる標識です。
さらにトンネル(山)に向かって進みますと、トンネルをくぐり抜けます。
新鳥坂トンネルと言いますが、旧道のトンネルには行っていません。
その銘板です。比較的新しいトンネルです。
若彦トンネル側の坑口です。
その脇には、このトンネルの完成を記念した石碑も建てられています。
ぐるりと一周してきて、元の道に戻ってきました。行きは、この道を上りの向こう側から下ってきて、向こう側へ抜けていったのです。
このトンネルが通った道は、鎌倉時代から御坂峠等と共に山越えの古道として知られていました。明治以降は廃れていましたが、災害発生時の迂回路として今回整備されました。
あと一本、峠を越えて行き来する道がありますが、それは機会があれば取材(撮影)に行きたいと思っています。が、ちょっと遠いので、何時になるかわかりません。
桃の花って、僕は桜よりも好きかも知れないですね^^
沿道に、出店とかって出来るんですかね? 139号線沿線には、たくさんの出店がありましたが・・・
by リック (2011-06-09 05:42)
>リックさん
nice! とコメント、どうも有難うございます。
私も、色の濃さから言えばこちらの方がいいです。
まあ、ソメイヨシノの色がモモ程ではないにしてももう少し濃くなるように品種改良すればいいかも知れませんが。
モモ畑は、国道沿いにはあまりなく、一本脇にそれた道沿いにあります。出店は、車を止めるスペースがある様な場所であればあるかも知れませんが、私が通った道沿いでは見かけませんでした。
by 北海道大好き人間 (2011-06-09 11:05)
>モカさん
初めまして、nice! どうも有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2011-06-09 22:45)
>あんぱんちーさん
nice! どうも有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2011-06-09 22:47)
>あんず-M さん
nice! どうも有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2011-06-10 01:11)
おお、送信アンテナがイパーイ、気になります。ワクワク。w (´∀`)ノ
(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2011-06-10 21:44)
>モッズパンツさん
nice! とコメント、どうも有難うございます。
この坊ヶ峰、車で行くこともできます。今回は時間がなかったのでいきませんでしたが、また甲府の方へ行く機会があれば近くまで行って撮影したいです。
by 北海道大好き人間 (2011-06-10 22:23)
>HAZUMI さん
nice! どうも有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2011-06-17 21:42)