アメリカの新政権について思うこと [その他]
こんにちは「北海道大好き人間」です。
２０日にアメリカで新政権が発足しましたが、今日はそのことについて素人目線で書いていきたいと思います。
その前に、６日の記事でもちょこっと触れていますが、大統領選挙の制度そのものを見直す時に来ているのではないかと思います。まあ、日本でも内閣総理大臣を国民が直接選ぶわけでありませんが、日本の都道府県とアメリカの各州を同一レベルに置いた場合、日本では同じ都道府県選出の国会議員でも所属する党派によって誰を首相に指名するかは党議拘束ですが、アメリカでは各州に割り当てられた選挙人を獲得票数が多い党が総取りする方式です。
これでは、今回の様に全米の得票数が反映されない「逆転現象」が生じます（つまり、直接投票制であれば対立候補が当選していたということです）。ですから、就任式での人出が８年前よりも少なく（それでも大統領側は大見得を切っていますが）、支持率が過去最低になっているのです。もっとも、選挙での票数以上に「人柄」や「言動」、「性格」が人気を左右していることはいうまでもありません。
話を元に戻して日米関係ですが、新大統領は極端な「自国第一主義」・「保護主義」な上に、それでいて同じ国連安保理の常任理事国であるロシアと中国にすり寄ろうという姿勢が見え隠れしています。
よって、沖縄に駐留している在日米軍にも何らかの影響を及ぼしそうです。例えば、極東アジアで有事が起こったとしても傍観者になりきってしまうとか、極端なことを書けば特に中国の肩を持ちそうな気がします。加えてあの性格ですから、「第三次世界大戦」が勃発することがあっても不思議ではないと思います。
次に経済情勢です。日本の自動車メーカーをやり玉に挙げて「メキシコに工場を作るならば関税を大幅に引き上げる」的なことを言っています。アメリカ人の雇用を守るというのであればそれも一理ありますが、「アメリカに工場を作って雇用を確保するのであれば現地法人にかかる諸税を安くしてもいい」的な発想は生まれてこないのでしょうか？それに、この大統領はカネに物を言わせてありとあらゆる物を手に入れてきましたが、一国の経済までも自分の物にすることはできません。
日本でも様々な議論が繰り広げられたＴＰＰも、就任早々に離脱を表明しましたが、それがアメリカの経済にとってどのような影響を及ぼすのか真剣に考慮したのか？と思います。その判断がプラスとマイナスのどちらに転ぶかわかりませんが、個人の一時的な感情で決めてしまうのはどうかと思います。
あと、９月１３日に決まる２０２４年の夏季オリンピックの開催地選考に於いても、自国のロサンゼルスが立候補しているので投票前のプレゼンテーションに登場してくるでしょう。
ただ、大統領云々を抜かしてもアメリカのオリンピック委員会は世界中を敵に回している様なモノですので、影響力は低いと考えています。
この新大統領、今のところ世界中が「様子見」を決め込んでいると思いますが、どっちにどう転んでも、その影響はアメリカ本国はもとより全世界に大きな影響を及ぼすことでしょう。でも、４年の任期を全うできればいい方で、その間に致命的スキャンダルが発覚して辞任に追い込まれそうな気がします。それがなくても、来年秋の中間選挙で野党が大きく獲得議席数を伸ばせば１期限りで終わるかも知れません。
４年後の今頃、「この大統領で良かった（再選させたい）」のか、逆に「まだ対立候補の方が良かった」ということになるのか、じっくり見極めたいと思います。
２０日にアメリカで新政権が発足しましたが、今日はそのことについて素人目線で書いていきたいと思います。
その前に、６日の記事でもちょこっと触れていますが、大統領選挙の制度そのものを見直す時に来ているのではないかと思います。まあ、日本でも内閣総理大臣を国民が直接選ぶわけでありませんが、日本の都道府県とアメリカの各州を同一レベルに置いた場合、日本では同じ都道府県選出の国会議員でも所属する党派によって誰を首相に指名するかは党議拘束ですが、アメリカでは各州に割り当てられた選挙人を獲得票数が多い党が総取りする方式です。
これでは、今回の様に全米の得票数が反映されない「逆転現象」が生じます（つまり、直接投票制であれば対立候補が当選していたということです）。ですから、就任式での人出が８年前よりも少なく（それでも大統領側は大見得を切っていますが）、支持率が過去最低になっているのです。もっとも、選挙での票数以上に「人柄」や「言動」、「性格」が人気を左右していることはいうまでもありません。
話を元に戻して日米関係ですが、新大統領は極端な「自国第一主義」・「保護主義」な上に、それでいて同じ国連安保理の常任理事国であるロシアと中国にすり寄ろうという姿勢が見え隠れしています。
よって、沖縄に駐留している在日米軍にも何らかの影響を及ぼしそうです。例えば、極東アジアで有事が起こったとしても傍観者になりきってしまうとか、極端なことを書けば特に中国の肩を持ちそうな気がします。加えてあの性格ですから、「第三次世界大戦」が勃発することがあっても不思議ではないと思います。
次に経済情勢です。日本の自動車メーカーをやり玉に挙げて「メキシコに工場を作るならば関税を大幅に引き上げる」的なことを言っています。アメリカ人の雇用を守るというのであればそれも一理ありますが、「アメリカに工場を作って雇用を確保するのであれば現地法人にかかる諸税を安くしてもいい」的な発想は生まれてこないのでしょうか？それに、この大統領はカネに物を言わせてありとあらゆる物を手に入れてきましたが、一国の経済までも自分の物にすることはできません。
日本でも様々な議論が繰り広げられたＴＰＰも、就任早々に離脱を表明しましたが、それがアメリカの経済にとってどのような影響を及ぼすのか真剣に考慮したのか？と思います。その判断がプラスとマイナスのどちらに転ぶかわかりませんが、個人の一時的な感情で決めてしまうのはどうかと思います。
あと、９月１３日に決まる２０２４年の夏季オリンピックの開催地選考に於いても、自国のロサンゼルスが立候補しているので投票前のプレゼンテーションに登場してくるでしょう。
ただ、大統領云々を抜かしてもアメリカのオリンピック委員会は世界中を敵に回している様なモノですので、影響力は低いと考えています。
この新大統領、今のところ世界中が「様子見」を決め込んでいると思いますが、どっちにどう転んでも、その影響はアメリカ本国はもとより全世界に大きな影響を及ぼすことでしょう。でも、４年の任期を全うできればいい方で、その間に致命的スキャンダルが発覚して辞任に追い込まれそうな気がします。それがなくても、来年秋の中間選挙で野党が大きく獲得議席数を伸ばせば１期限りで終わるかも知れません。
４年後の今頃、「この大統領で良かった（再選させたい）」のか、逆に「まだ対立候補の方が良かった」ということになるのか、じっくり見極めたいと思います。
タグ：アメリカ大統領選挙
2017-01-24 12:00
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コメント(8)
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本人は8年やるつもりでいるようですが、途中でスキャンダルかもしくは暗殺・・・なんてことになるような気がします。
自分の言ったことがどれだけ実行できるのか、見ものではありますね。
by アルマ (2017-01-25 01:15)
＞アルマ 様
ｎｉｃｅ！とコメント、どうも有難うございます。
そう、私も敢えて本文では触れませんでしたが、その可能性も十分あると思います。
いくら厳重な警備態勢を敷いていても、一般市民が自由に銃を所持できる銃社会ですから。
この大統領は大風呂敷を広げるのが好きといいますか、虚言癖もある様な気がします。
by 北海道大好き人間 (2017-01-25 10:32)
18才まで旭川で過ごしました。5年おきに中学の同窓会に出席しています。
by tanukyan (2017-02-02 15:22)
早速コメント有難うございます。
確かに旭川では殻付きの落花生を巻いていましたね。
でもこちらでは、煎り大豆をまいてます。
今もジジババ二人で、テトラパックをまきます。
掃除が簡単！
by tanukyan (2017-02-03 10:28)
＞ｔａｎｕｋｙａｎ 様
ｎｉｃｅ！とコメント、どうも有難うございます。
旭川にも何度か足を運んでいます。
今度はギネスブックにも登録された世界最大の雪像を見に行きたいと思っています。
by 北海道大好き人間 (2017-02-04 11:54)
＞いっぷく 様
＞ぼんぼちぼちぼち 様
＞イヴママ 様
ｎｉｃｅ！どうも有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2017-02-04 11:55)
＞宮崎ほぐし屋 様
＞宮崎大島治療院 様
＞ネオ・アッキー 様
＞マルコメ 様
ｎｉｃｅ！どうも有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2017-02-21 18:23)
＞ｋｏｎｔｅｎｔｅｎ 様
ｎｉｃｅ！どうも有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2017-03-07 13:00)