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アメリカの新政権について思うこと その2 [その他]

こんにちは「北海道大好き人間」です。

20日(日本時間では21日)にアメリカで新政権が発足しましたが、今日はそのことについて、4年前(←リンク)に続いて「素人目線」で書いていきたいと思います。

今回の大統領選挙では、敗北した前大統領が頑なにそれを認めず、新大統領の就任式にも出席しなかったことが話題になりました。上にリンクを貼った4年前の記事でも触れていますが、選挙制度を見直すべきではないかと思います。開票作業をテレビのニュースで見ましたが、日本みたいに中立的立場の人間ではなく、自分の支持者が行っているというのであれば、票数操作等の不正行為は容易だと思います。
ただ、大統領選挙に関する規定は、日本と違ってアメリカ合衆国憲法の中にあることから、それを改正するのも容易ではないと思います。

今回発足した新政権を見て、最もほくそ笑んでいるのは、事実上の独裁国家である中国とロシア、そして北朝鮮だと思います。新大統領は78歳という史上最高齢での就任となりましたが、「次(2024年の大統領選挙)」に立候補して再選されても、年齢による衰えは否定できないと思います。
前大統領は徹底した自国第一主義のため、度々対立する場面がありましたが、新大統領は年齢的問題を抱えていることもあり、前述の3国にとっては「丸め込みやすい相手」と考えているのではないでしょうか?

さて今回は、前回は書かなかった2024年に行われる予定の次期大統領選挙について触れてもおきたいと思います。
前大統領は、「2期目(返り咲き)」を目指すのでしょうけれども、仮に当選しても、憲法の規定(大統領の任期は2期まで=但し、任期途中で大統領に昇格した場合は、その任期が残り2年以内であれば、その後の大統領選挙に2度挑戦できる(修正第22条)。この場合、最高で10年間在任出来ることになりますが、前大統領は該当しません)により、その1期しか大統領を務められません。従って、4年の間に何をするのか、明確な計画を立てておく必要性があります。
一方の新大統領も、先述の通り「年齢」というリスクがありますから、アメリカ政治史上初の女性・アフリカ系・アジア系の副大統領にその立場を譲るか、別の候補者を擁立する可能性もあります。

いずれにしましても、この4年(ないし8年)間、アメリカは不安定な要素を抱え込むことになりそうです。
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アルマ

少なくとも4年後には大統領は変わっている・・・とは思いますが、どういう方向性に現大統領が行くのか・・・
中国寄りという話も聞きますしね・・・

by アルマ (2021-01-31 23:47) 

北海道大好き人間

>アルマ 様
中露両国が、この「隙」をつく形で世界に於ける影響力・発言力を強めていきそうな気がしてなりません。
仮に4年後に前大統領が返り咲きを果たしても、2025年からの4年という時間が決まっていますし、その時78歳(退任時は82歳)です。

与野党共に、「2期8年」を任せられる様な若い後継者を探すのが急務なのかも知れません。

by 北海道大好き人間 (2021-02-01 09:48) 

モッズパンツ

最近のアメリカの話題といえばバイデンさんよりもワクチンやゲームストップの話題の方が注目されてw、バイデンさんの話題がなかなか伝わって来ませんね。バイデンさんはこれからいろいろ日本に注文をしてくると思いますが、アメリカと中国の今後の関係なども気になりますね。
これからもアメリカの政治経済の記事も期待します。w
by モッズパンツ (2021-02-10 00:18) 

北海道大好き人間

>モッズパンツ 様
国際的に目を向けた場合、アメリカの新政権よりもミャンマーの軍事クーデターとかの方に目が向いていますが、国内ではオリパラ組織委員会の方に目が向いてしまっていますね。

世界的に未曾有の状況下に於いて、アメリカの新政権にはいい意味で影響力を持って欲しいと思います。

by 北海道大好き人間 (2021-02-10 09:51) 

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