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「ここはふるさと旅するラジオ」の公開生放送 2011 4日目 [NHK]

7日の月曜日から山梨県内を巡回してきた「ここはふるさと旅するラジオ」のラジオイベントカー「80ちゃん号」も最後の巡回地にやってきました。
会場となったのは、富士吉田市街から山奥に入った場所にある富士北麓(ほくろく)公園体育館前の駐車場です。
ここは、今から25年前の1986年(昭和61年)に山梨県下で開かれた「かいじ国体」や1996年(平成8年)の全国高校総合体育大会(インターハイ)のバスケットボールの会場になりました(後者では決勝戦の会場)。
それ以外にも、屋外球技場では2002年のFIFAワールドカップ日韓大会でカメルーン代表が第2次キャンプを張ったり、陸上競技場では2008年の北京五輪に陸上競技の日本男子短距離陣が最終調整を行っています。
今にも雨が降り出しそうな空の下、80ちゃん号が放送開始を待っています。

本日のゲストは、画像を見れば一目瞭然、地元が生んだ「プロレスマスター」武藤敬司氏です。
一昨年のこの記事で書いたこと(リンク)が本当になったわけです。

番組が始まり、試合で入場の際に流れるテーマ曲「SYMBOL」にあわせて登場しました。
登壇の際には、リングのロープをくぐった時にするいつもの決めポーズも取り、拍手喝采を浴びていました。

会場の様子を後ろから撮影しました。これまでの放送では右側に並べられている折りたたみの椅子で間に合う程でしたが(大月では結果として立ち見も出ました)、今回は、スタッキングできる椅子も追加されました。

その椅子が積み重ねられている様子です。

武藤氏が「これを食べると吉田へ帰ってきた」ということを実感するという「吉田のうどん」を食べている様子です。この音も全国に流されました。

「ふるさとメッセージ」のコーナーに移り、最初に登壇したのは、地元の総合学科高校・山梨県立富士北稜(ほくりょう)高等学校の教諭です。話の中で触れられていた「よしだの水まつり」については、以下のリンクを御覧下さい。
http://www.hokuryoh.kai.ed.jp/BLOG.html

次に登壇したのは、去年の今日、私が書いた記事(心静かに紅葉を観る会)をPRする富士吉田市役所の職員です。

番組終了後の記念撮影です。座っていても武藤氏の迫力は変わりません。

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今までは、放送が終了後即解散・撤収でしたが、今日はこれに引き続いてデジタル放送についてのイベントが行われ、武藤氏もそのまま参加しました。進行役はNHK甲府放送局の古野晶子アナウンサーです。
武藤氏は、先程までの放送を振り返って「3分の1も話せなかった」と言っていましたが、生放送ではなく収録番組ならば、優に1時間は喋り続けていたと思います。

番組終了と同時に半分以上帰ってしまいましたが、その後も会場に残っていた人には、デジタルテレビのリモコンの形をした番号札が配られました。ステージの上にあるものを縮小した物の裏に番号が印刷されています。古野アナが手にしているのが景品ですが、携帯電話のソーラー充電器です。

その抽選をするのですが、抽選箱の上部にある手を入れる穴が小さいので、武藤氏の大きな手が入りません。場内爆笑となり、本来はゲストがくじを引きアナウンサーが番号を読み上げるところを、古野アナが抽選を行い、武藤氏が番号を読み上げました。

このイベントが終わるのにあわせて、急に雨脚が強くなりました。局アナも含めたスタッフが総動員で撤収作業を急ぎます。この時、武藤氏は体育館の中ではなく、80ちゃん号の右手にある青いテントの中にいました。
因みに、サイン(私も色紙とペンを持って行きましたが)や写真撮影は、番組出演者を除いて会社の方針とやらで禁止でした(放送中も、写真の撮影は可でしたが、動画の撮影は禁止でした←それ以前に、著作権の侵害にあたります)。

体育館の玄関にあるホワイトボードにも番組名が書かれていましたが、番組名が間違っています。
「ふるさとラジオ」は、「旅するラジオ」の後、ニュースを挟んで午後1:05から1:55まで柿沼郭アナウンサーと石山知恵アナウンサーが担当する番組です。因みに以前は、「旅するラジオ」は「ふるさとラジオ」の1コーナーの形でした。

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この後、武藤氏が卒業した山梨県立富士河口湖高等学校に行き、校門から見た校舎と校章を撮影してきました。地元では「河高(かわこう)」と呼ばれ、以降はそれで表記します。
ここで公開生放送をしても良かったと思うのですが、学校が授業中であることや、在校生がサイン等をねだると収拾がつかなくなるので、北麓公園になったのだと思います。

校章にある「高」の字は、旧字体の「髙」でなく新字体です。
 
武藤氏はここの2期生だと放送の中で言っていましたが、この地域(吉田学区=2007年度の入試から撤廃)にはもう一校、県立の普通科高校があります。それが山梨県立吉田高等学校(1937年創立)です。地元では「吉高(よしこう)」と呼ばれ、以降はそれで表記します。

河高は、吉高が1学年540人(12学級)とマンモス化したため、それを解消すべく、1977年に新設されました。
その結果、今までの吉田学区の中に普通科高校が2校できたわけですが、学区を分割するのではなく、「総合選抜」という制度が導入されました。
簡単に説明しますと、吉高と河高で一括して生徒を募集し、その合格者を、男女と成績が均等になる様に機械的に割り振ってしまうのです。
ですから、希望通りに通学できた場合もあれば、そうでない場合もありました。私の場合は前者でしたが、合格発表は、まさに悲喜こもごもでした。因みにこの制度は、甲府学区(5校)と小笠原学区(2校≒南アルプス市)と東山梨学区(3校=山梨市と甲州市)でも行われていました。
なお、極端な遠距離通学を避けるため、予め入学する高校が決まっている地区や、先程書いた国体の前には、部活動の強化指定選手を優先的に強化指定校へ入学させたこともありました。
私はこの制度の7期生ですが、入学試験は河高で行いました(吉高と河高が毎年交互に担当し、担当でない方の先生も監督や採点者として出勤します)。
まだ開校して6年も経っていなくて設備が新しかったことや、私は出席番号が若く、中学の定期試験は教室の端で受けていたことが多かったのですが、教室の真ん中で試験を受けていたこと、ふと窓の外に目をやると、南側の校舎では女子生徒のセーラー服が見えたことが印象に残っています(試験室は完全に男女別)。

話を元に戻して、武藤氏は今秋、地元を管轄する富士吉田警察署の一日署長を務め、そのポスターも貼られました。
一日署長の様子
http://www.all-japan.co.jp/news/detail.php?id=803

(C)全日本プロレス
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富士北麓公園は、標高が高いので、紅葉はもう終わりにさしかかっています。
公園のモニュメントと一緒に撮影しました。

このモニュメントを正面から見ると、下の光沢がある部分は山梨県の地形図になります。

このモニュメントの制作者を記した銘板はないのですが、こちらのサイトには制作者についての情報が記されています。
また、宝くじの収益金で建立されたものであることをしますプレートが台座にあり、近くの植え込みには、これのコンセプトを記した石碑があります。


公園内の紅葉です。



今回は、番組終了後に行われたデジタル放送についてのイベントまで居残っていたので、記念品をもらえました。手前にあるミニタオルとステッカー(2種類)は、幼稚園児(年長)の姪っ子にあげました。

4日間にわたって取材・撮影してきたわけですが、滅多に体験できませんし、行く度に新しい発見があるので楽しかったです。
来年山梨に来るとしても、今回巡回しなかった国中地方を中心に廻ると思いますが、もしも郡内地方、それも富士五湖地方に来ればまた取材に行きたいと思っています。


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モッズパンツ

もちろん今日も聴きましたよw。会場の富士北麓公園って標高1000mと言っておりましたね。手稲山と同じくらいの高さなんですね。今日はお客さんイパーイ集まったようですね。よかったです。聴いていて「吉田のうどん」食べたくなりました。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2011-11-10 23:46) 

北海道大好き人間

>モッズパンツさん
nice! とコメント、お聴きいただきましてどうも有難うございます。

夏は涼しいのですが、反面、冬の寒さは厳しいです。
お客さんは、番組の告知をNHK以外で行えば(とはいえ、県内の民放でそれをやるのは無理ですが)もっと集まると思います。
手っ取り早い方法として防災無線もあるのですが、あれを「私用」で使ったら、大問題になります。あとは、全日本プロレスが折り込み広告を入れたり、宣伝車を走らせるとかでしょうか。
吉田のうどんは、番組内で殆ど食べてしまいました。

by 北海道大好き人間 (2011-11-11 13:07) 

北海道大好き人間

>ビタースイートさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-11 13:07) 

北海道大好き人間

>リックさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-11 13:08) 

北海道大好き人間

>旅爺さん さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-11 13:08) 

北海道大好き人間

>ぶうさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-11 13:09) 

北海道大好き人間

>ゆきぽんさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-11 13:10) 

北海道大好き人間

>イヴママさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-12 13:51) 

北海道大好き人間

>みぃにゃんさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-12 13:52) 

北海道大好き人間

>ヤッペママさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-12 13:52) 

北海道大好き人間

>optimist さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-12 13:53) 

北海道大好き人間

>hrd さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-12 13:54) 

北海道大好き人間

>david さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-12 13:54) 

あゆさこ

 プロレスラーの武藤さんは、山梨県出身なのですね。毎日、ラジオを聴いて仕事していますが、アナウンサーやリポーターの顔って、あまり、知らないかも。(笑)公開ラジオの様子、そのような感じで行われているのですね。(*^_^*)
by あゆさこ (2011-11-13 10:00) 

北海道大好き人間

>musslewhite さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-14 00:10) 

北海道大好き人間

>あゆさこさん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

これは武藤氏やプロレスラーに限ったことではありませんが、地元でも、興味がある人でなければ知らないと思います。
民放も含めた多くのラジオ局の場合、HPにアナウンサーやキャスターの顔写真が掲載されていますので、それを御覧いただければイメージが沸くと思います。

by 北海道大好き人間 (2011-11-14 00:15) 

david

僕のブログに出ていた橋はゆらゆら橋と言って歩くとゆれるようになっているんですよ。
by david (2011-11-14 10:59) 

北海道大好き人間

>ひでさん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-11-14 16:15) 

北海道大好き人間

>david さん

高所恐怖症なので吊り橋の類は苦手なのですが、一度渡ってみたいですね。

by 北海道大好き人間 (2011-11-14 16:22) 

teruteru

神無月じゃなくて、本物の武藤ですね!
(神無月も好きですが…)
by teruteru (2011-12-04 20:40) 

北海道大好き人間

>ねじまき鳥さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2011-12-14 10:18) 

北海道大好き人間

>teruteru さん
nice! とコメント、どうも有難うございます。

そうです。「本物の」武藤敬司です。
まあ、神奈月とペアで登場しても面白かったかも知れないです。

by 北海道大好き人間 (2011-12-14 10:22) 

北海道大好き人間

>でんさん さん
nice! どうも有難うございます。

by 北海道大好き人間 (2015-11-06 11:21) 

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