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2010年初詣 その2 [年末年始]

前記事に引き続き、初詣の様子を書きます。

大井松田ICから東名高速道路に入り、一路東京を目指しました。
東名高速道路の東京⇔御殿場間は3車線化(一部は4車線)され、非常に走りやすいです。
だからと言ってスピードを出しすぎますと、「そこの車、路肩へ寄って下さい」と言われ、有料サインをすることになります。
私はそんなに飛ばさないので、殆ど一番左のレーンを走ります。東京ICを降りて一般道へ出た後、国道246号線等を経由して着いたのが、次の初詣先です。

次に訪れたのは「明治神宮」です。写真は、JR原宿駅側の一の鳥居です。

ここへは午後4:00過ぎに到着しました。バイクを止めるのですが、ここには「門限」があり、夜間は中に入れません。警備員に尋ねたところ、この日は午後5:30の予定とのことでしたので、上の写真左側に僅かに写っている「古札納札所」に去年買った守護矢(破魔矢)を納め、大急ぎで参拝してきました。

二の鳥居の前には、右手に全国の酒造メーカーから奉献された薦被り(おそらく、中身は発泡スチロールでできた装飾用)が、左手には洋酒メーカーから奉献されたワイン樽(おそらく、中身は空)が並べられています。
  

また、この場所には、今年の厄年の一覧を示した横断幕があります。去年まではビニールシート製で、昭和(平成)何年の「何(数字)」の部分だけ重ね貼りで修正していましたが、今年、久しぶりに新調されました。

ここからすぐに、二の鳥居をくぐります。

鳥居の右手(奥)に見える提灯の一部です。次にも写真を貼りますが、ここでは右書きですので、読みづらいです。
なお、九段の靖国神社にもこれと同じ書体の提灯がズラリと並びますが(通っただけなので写真はありません)、こちらは左書きです。

二の鳥居を抜けると、明治天皇の御製と昭憲皇太后の御歌を書いた看板が現れます。
4日までは、ここに大型のディスプレイが設置されています。

三の鳥居と、その奥にある南神門です。大晦日の夜には、元日午前0:00に新年を告げる太鼓が鳴るまで門は閉ざされ、ここから原宿駅前を通ってNHK放送センターの方まで何百万人もの人が長い列を作ってその時を待ちます。

南神門をくぐると本殿が見えてきます。元日には、この辺から賽銭を投げ入れる人もいます。それがライトに照らし出されてキラキラと輝きます。フード付きのオーバー等を着て最前列近くまで行くと、その中に賽銭が入っていることがあるという話もよく耳にします。但し、全てがフードや「賽銭投げ入れ場(もはや『箱』ではありません)」に収まるわけではないのですし、頭に当たると痛いと思います。

もう少し近づいてみました。4日までは、この写真を撮った場所まで巨大な「投げ入れ場」が設置され、元日にはその前に完全防備した警官がズラリと並びます。
何しろ、正月三が日で全国最多の300万人以上の人がここへ来るわけですから、何もかもがハンパではありません。人並みの向こうの白い部分が、縮小されたとはいえ「投げ入れ場」で、普段はその先にある石段(シートで覆われています)まで行くことができます。写真では分かりにくいでしょうけれど、普段は張られていないネットが張られ、柱にも保護用のビニール(かなり厚手のもの)が巻かれています。
この日は夕方だったのでこれでも少ない方です。4日の仕事始めの時にここへ来ますと、晴れ着の女性等も含めて、普通の神社の初詣並みに列ができます。

それにしても、日本人って不思議ですよね。年中行事を振り返っても、熱心な信者でもないのに、正月になるとあちこちの神社仏閣へ押しかけたかと思えば、花まつりやクリスマス(最近ではハロウィンも)を祝ったりします。
人生に於いても、生まれてから1ヶ月もすればお宮参りをして、その後七五三を祝います。
七五三は仏閣でも行いますが、お宮参りは文字通り神社でしょう。その後、厄払いは人それぞれですが、結婚式はキリスト教だったり神前式だったりします。亡くなってからは多くがお寺(菩提寺)のお世話になります。
その他、多くの家では神棚と仏壇の両方があると思います。
年中行事も併せて、日本人は一体何の宗教を信仰しているのか、外国人には到底理解できないでしょうね。

この明治神宮には、毎年1月の5日過ぎに財団法人日本相撲協会の理事・副理事・横綱が参拝に訪れ、その後、横綱の「奉納手数(でず)入り」が行われます。今年は、この翌日の6日に行われました。また、新横綱の推挙式と手数入りもここで行われます。
なお、国技館等の「土俵」の上ではないので「土俵入り」とは言わず「手数入り」と言います。おそらく、4月の伊勢神宮でもそう呼ぶと思います。

参拝を終え、右手に抜けますと、おみくじ(ここでは、一般的な「大吉」とかではなく、明治天皇の御製か昭憲皇太后の御歌が「大御心(おおみごころ)」として印刷されています)や守護矢(喪中かつ北海道にいた1989年を除いて、1987年から毎年買っています)、御札や絵馬等を売っている常設の授与所があります。ここの提灯は、左書きになっています。さらにこの奥には仮設の売り場もいっぱいありますが、それらは4日になると殆どが撤去されてしまいます。

参拝を終えて帰宅の途につく頃には、日もすっかり暮れていました。
表参道のイルミネーションとJR原宿駅の夜景です。イルミネーションは、樹木の保護と、見物人がゴミを散らかしたり特にクリスマスイブには深夜まで騒いだり激しい交通渋滞になる等、地元住民に迷惑だったことから中断されていました。それが、昨年暮れ、11年ぶりにLED(点滅はしません)で復活しました。事前の告知とかがなかったので、驚いた人もいたみたいです。

中央自動車道八王子ICから帰路についたわけですが、ちょうどその時が月齢19.6の月が昇った直後でした。写真はその中の一枚ですが、真っ赤な月が地平線近くにあったので、とにかく不気味でした。2枚目の写真は、分かりにくいでしょうけれど、翌日の朝に撮影したものです。

この初詣が、愛車の「走り初め」なのですが、同時に「走り納め」でもあります。これから帰ってすぐにガソリンを満タンに給油した後、足回りを洗車(錆の元になる塩カルを洗い流します)・注油(必要に応じてチェーンのみ)して、春先まで3ヶ月ほど「冬眠」に入ります。勿論、シャッター付きの車庫なので、その間も雪等で錆付くことはありません。

以上が、毎年変わらない私の初詣です。


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モッズパンツ

毎年、ぐるーっと初詣ツアーをなさるんですね。いいなー。w (^ω^)b
それにしても、けっこうな距離を走りますよね。お疲れ様でした。w
(´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2010-01-15 01:01) 

北海道大好き人間

>optimistさん
>Lobyさん
>hrdさん
nice!どうも有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2010-01-15 15:45) 

北海道大好き人間

>モッズパンツさん
nice!とコメント、どうも有難うございます。

何しろ「雪」が一番怖く、松が明ければ何時降ってもおかしくないです。
なので、三が日が終わったら早い時期にまとめてお参りしてしまうのです。
走行距離はだいたい300kmで、ガソリンを1回入れ替えるくらいです。
バイク屋にも「3ヶ月に一度はガソリンを入れくらい走っておいた方がいい」と言われていますので、それに従っています。
by 北海道大好き人間 (2010-01-15 15:51) 

北海道大好き人間

>JJさん
nice!どうも有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2010-01-15 23:22) 

北海道大好き人間

>kaika-tさん
nice!どうも有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2010-01-21 17:02) 

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