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新千歳空港のアートギャラリー(絵画編) [北海道旅行]

新千歳空港のアートギャラリーシリーズも最終回です。今回は、「絵画」を紹介いたします。

まずは、千歳市立向陽台小学校 平成4年度(1992年度)4・5・6年生の「僕の夢・私の未来」です。

この絵を描いた子供達も今は20代後半、家庭を持ち子供がいる人もいるでしょう。その子供が大きくなった時、ここへ連れてきて「お父さん(お母さん)が子供の時に描いた絵だよ」とでも言うのでしょうね。

次に渡会純价の「ARABESQUE-旅」と「ARABESQUE-愛」です。

上(左)が「旅」で、下(右)が「愛」だと思うのですが、どっちがどっちでもいい様な気がします。順番(説明)が違っていましたら、指摘して下されば修正します。

2010年7月1日追記
上(左)が「愛」で、下(右)が「旅」です。

次に宮崎むつの「森へ」です(作者は「宮崎むつ」です、念のため)。

アクリルの額装なのですが、周りの照明等が写り込んでしまうので撮影するのが難しいです。真正面からですと、撮影している本人まで写ってしまいます。

次に日比野克彦の「ORGANIC CIRCULATION」[有機的循環]です。

長いので、左右の端から狙ってみました。

次に黒田征太郎の「E=mc2」(「2」はcの右肩にかかり、【二乗】を示します)です。物理の公式なのでしょうか?

これと「有機的循環」は、屋外のバスターミナルにあります。ともすればのっぺらぼうのコンクリートのままになってしまう場所にまでアートを飾るのは立派だと思います。

おまけ
国際線ターミナルの出発口にある「ステンドグラス」です。作者及び題名はわかりません。
2010年7月1日追記
3月26日に国際線は移転しましたが、ステンドグラスはそのまま残されています。

このステンドグラス、HPには記載されていませんが、見てのとおり、かなり大きく目立つのでここに写真を貼っておきます。

この他にも、変わった魚が泳いでいる水槽「アクアリウム」が到着ロビーに3箇所ありますが、フラッシュを使えば使ったでもろに反射してしまいますし、使わなければ使わなかったで真っ黒な写真になってしまいますので、撮影していますが、ここには貼りません。

さて、「新千歳空港内アート」で紹介されている絵画や彫刻の中で唯一、鑑賞できない作品があります。それが松井守男の「宙」です。
何処を探しても見つからないのでHPを印刷した物を持って総合案内所で何処にあるのか調べてもらったところ、1階の「接遇室」にあるのだそうです。
ここを利用するのは、VIP待遇の人ですから、我々一般市民は見られないことになります。でも、事前に相談すれば撮影のためだけに開けてくれる可能性もありますが…。なんか、「フランダースの犬」に出て来る「ルーベンスの絵」みたいな話です。

まあ、これだけの「芸術作品」が揃っている空港は、他にないと思います。
もっとも、ここ(空港)を利用する人は滞在時間が短いので、飛行機の待ち合わせの間にじっくり鑑賞している人は勿論のこと、最初から「芸術鑑賞」が目的の利用者は少ないでしょう。
私だって、A4の紙とデジカメを持ちながらターミナルを駆け足で移動していましたから、結構変わった人に見えたかも知れません。なお私は、流行りの「キャリーバッグ」や「スーツケース」ではなく、「リュックサック(デイパック)」で旅行しています。理由は以下のとおりです。

  1. 大きさや航空会社によっては「機内持込」出来ない可能性がある
  2. それほどたくさんの荷物は必要ない(殆どが1泊2日なので、着替えの下着と洗面道具と傘程度)
  3. 写真を撮るのに夢中になっている間に盗まれたりする心配がある(そんなに治安は悪くないですけれど)
  4. 両手の自由がきかない(3.との関連もあります)
  5. バイクで移動することもあるので、背中に背負える方が便利

これらの写真の殆どが4月に撮影したのですが、実は、5月の終わりにも行って大通公園の写真を中心に撮影しています。新千歳空港の写真も、一部「撮り直し」しています。

その5月の旅行記を書くかどうかは考慮中です。今回撮影した写真の一部は、最も書きたい記事「羽田⇔新千歳の空撮写真集」で過去に撮影した分と共にまとめて掲載する予定ですが、まだ十分に揃っていません。また、おいそれと飛行機には乗れないので、何時のことになるか分かりません。それに、乗れたとしても、下界が曇りや雨・雪ではただの「白いじゅうたん」になってしまいます(今回がそうでした)。

取り敢えず、北海道に関する記事はこれで一区切りになります。

2010年7月1日追記
前やここの記事でも触れていますが、3月26日に新築・移転した国際線旅客ターミナルにもいろいろな彫刻や絵画があるみたいです。
すでにHPでは情報が更新されていますが、現在、国内線と国際線の両ターミナルを結ぶ連絡通路を囲む様に商業施設が建設中です。
それが完成すると、また新たな絵画や彫刻が設置される可能性がありますので、完成後に取材・撮影してこのシリーズを完結させたいと思います。


お知らせ

明日(12日)12:30(午後0:30)から、NHKラジオ第一放送「ここはふるさと旅するラジオ」我が町(道の駅「富士吉田」)から公開生放送されますので、是非聴いて下さい(雨天決行)。私も行って写真を撮影する予定です。


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モッズパンツ

えっ、撮り直しにいらしたんですか。スゴイなー。HPのプリントって、ブログではなく空港のHPですね。勘違いしました。見れない絵は宝の持ち腐れですよね。絵は見て欲しがっていると思います。w (^ω^)b
ラジオ聴けるかな・・・。レポート楽しみにしてます。w
今回は銅が出てますね。ソネくじのブログフィギュアまだー。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2009-06-11 00:59) 

北海道大好き人間

>モッズパンツさん
nice!とコメント有難うございます。

今回は、おそらく4月の旅行では撮影漏れがあるだろうと予測(?)して、日程その他を決めていました。「朝日を受けて輝く北海道庁」と「早朝の泉の像」及び「鶴の舞」の写真が同じ時間帯の撮影であることに気付けば、撮影した日(札幌へ行った日)が違うことが分かると思います。

接遇室にある「宙」は、今度行ったら(行くことがあれば)問い合わせてみようかと思います。

ラジオが放送される明日は晴れて欲しいものです。昨日、当地も梅雨入りしました。

ブログフィギュアは、後で貼るかどうするか考えます。
by 北海道大好き人間 (2009-06-11 10:10) 

北海道大好き人間

>あんぱんちーさん
nice!有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2009-06-11 12:36) 

JJ

新千歳空港、改めて凄さを感じます…。
by JJ (2009-06-11 18:43) 

北海道大好き人間

>JJさん
nice!とコメント有難うございます。

全国の空港で、これほど「芸術」に拘っている所はないでしょうね。彫刻だって、普通ならば通路にしてしまうところのど真ん中にあったりします(勿論、消防法とかの範囲で)。

私が駆け足で撮影して2時間かかりましたから、これら全てをじっくり見て回ったら、半日かかるかも知れません。
by 北海道大好き人間 (2009-06-11 19:36) 

モッズパンツ

聴きましたよ。12月の織姫さん。12月で良かったかな。自信無いな。いきなりでしたね。ラジオセンターに電話って、行動力ありますね。w
by モッズパンツ (2009-06-12 13:29) 

旅爺さん

飛行機は待ち時間が長いから絵を見て歩くのもいいですね。
残念!”12時半過ぎちゃいました。
by 旅爺さん (2009-06-12 13:33) 

北海道大好き人間

>モッズパンツさん

聴いて下さって有難うございます。
「12月の織姫」であっています。>ラジオネーム
このラジオネーム@NHKは、私が好きだった「Wink」の12枚目のシングル「背徳のシナリオ」のカップリング曲からとりました。

>ラジオセンターに電話って、行動力ありますね。w
ラジオセンターに電話したのではなく、この番組が含まれている「ふるさとラジオ」のHPから昨夜のうちにメールしておきました。

今から、その記事を書き込みます。
by 北海道大好き人間 (2009-06-12 20:23) 

北海道大好き人間

>旅爺さん
nice!とコメント有難うございます。

大抵の人は、出発1時間前くらいに空港へ到着する様にしていると思いますが、それだけでは飛行機の模型も含めて全部見るのは不可能です。何しろ新千歳空港のターミナルは、「これが本当に地方空港か?」と思うくらい広いですから。おまけに半円形をしているので、廊下の反対側が見えないのです。

ラジオは、12:30~12:50まで放送していました。
by 北海道大好き人間 (2009-06-12 20:27) 

丹下段平

最後のステンドグラスだけは見た記憶があるような気がします。
意識していないと、こういうものって見落としてしまいますね。
by 丹下段平 (2009-06-15 01:12) 

北海道大好き人間

>moonrabbitさん
nice!有難うございます。
by 北海道大好き人間 (2009-06-15 20:54) 

北海道大好き人間

>丹下段平さん
nice!とコメント有難うございます。

本文で触れていますが、ステンドグラスは、国際線の搭乗口にあります。ANA系列の航空会社を利用すれば近いので、気付く人もいるのではないでしょうか。逆にJAL系列の航空会社を利用する人は反対側なので気付かないでしょう。

これに限らず、一連の作品をじっくり見てまわる人は少ないですし(何せ美術館ではなく空港ですから)、フロアのど真ん中に設置されていても飛行機に夢中で意識していないのではにでしょうか。
by 北海道大好き人間 (2009-06-15 21:03) 

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